長崎龍踊り
BLAZE UP2日目、受け継がれてきた伝統とロックフェスの融合が開幕を飾る!

大熱戦が繰り広げられた『BLAZE UP NAGASAKI 2025』もいよいよ2日目。開場のタイミングから興奮を抑えきれない多くの観客が出島メッセ長崎に駆けつけ、フードを楽しんだり、グッズを購入したり、ライヴフロアのすぐ側のレストスペースで休憩したり、今か今かと開演を待ちわびる中、まずオープニングアクトとして登場したのが、長崎龍踊りだ。

龍踊りは長崎くんちで奉納される郷土芸能であり、この『BLAZE UP NAGASAKi』ではもうすっかりお馴染みのレギュラーメンバー。定刻の10時20分、大きな銅鑼と太鼓の音が響き、フロア上手から巨大な白い龍が姿を現す。その迫力を受け止め、観客は手拍子と歓声で

迎い入れ、その後押しをエネルギーとしてフロアを舞う龍。力強く、とてもたくましい。

その後、ステージへ上がった龍はとぐろを巻き、さらに躍動したかと思えば、感情の機微を投影するように繊細な動きも披露。鍛錬を重ねた熟練の技が光る。

そして、ステージから逃げ出した龍へ向けて会場から放たれるは「もってこーい! もってこーい!」という掛け声。もう一度見たいという意味があり、言わばアンコールだ。進行役の男性から「BLAZE UPの盛り上がりを!」、「みんなでフェスを盛り上げてください!」と呼びかけられたこともあり、より大きくなる「もってこーい!」。そんな熱意に龍も呼び戻され、ダイナミックに宙を舞っていき、そんな光景に贈られたのは「よいやー!」の声という長崎の喜びを表す言葉と大きな拍手。受け継がれてきた伝統とロックフェスの融合という、BLAZE UPでしか感じられないモノがここにはあった。

文:ヤコウリュウジ
写真:岩渕直人